
「警告、禁忌・禁止を含む注意事項等情報」の改訂に十分ご留意ください
本品は健康成人骨髄液を原材料とし、骨髄液の採取時に、ブタ小腸粘膜由来ヘパリンを、製造工程において、ウシ胎仔血清及びブタすい臓由来トリプシンを用いている。また、副成分としてヒト血清アルブミンを含有している。安全性確保のためにウイルス試験等を実施しているが、これら生物由来原材料を使用していることに起因する感染症伝播のリスクを完全には排除できないため、疾病の治療上の必要性を検討の上、必要最小限の使用にとどめること。
本品は、1バッグ(10.8mL)中に下記成分を含有する。
| 成分 | 含量 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 構成細胞 | ヒト間葉系幹細胞 | 72×106個 | ヒト骨髄液 採取国:米国 |
| 副成分 | ジメチルスルホキシド | 1.08mL | |
| ヒト血清アルブミン | 550mg | 採血国:日本 採血方法:献血 |
|
| アセチルトリプトファン | 11.05mg | ||
| 水酸化ナトリウム | 1.91mg | ||
| カプリル酸ナトリウム | 7.47mg | ||
| 塩化ナトリウム | 46.17mg | ||
| 塩化カリウム | 2.26mg | ||
| 塩化カルシウム水和物 | 1.65mg | ||
| 塩化マグネシウム | 0.77mg | ||
| 炭酸水素ナトリウム | 15.79mg | ||
| クエン酸ナトリウム水和物 | 3.68mg | ||
| 二酸化炭素 | 適量 | ||
本品は、解凍状態では微黄白色~淡黄色の細胞懸濁液である。
造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病
通常、体重1kg当たりヒト間葉系幹細胞として1回2×106個を、1バッグ当たり生理食塩液18mLで希釈して、4mL/分を目安に緩徐に点滴静注する。1週間に2回、投与間隔は3日以上とし、4週間投与する。なお、症状の程度に応じて、さらに1週間に1回、4週間投与することができる。
10.2 併用注意(併用に注意すること)
弱毒生ワクチン又は他の免疫抑制剤と併用する場合は、注意すること。本品の免疫調節作用による。[8.8、電子添文【原理・メカニズム】の項 参照]
次の副作用・不具合があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。[1.1 参照]
11.1 重大な副作用
11.2 その他の副作用
| 3%以上 | 3%未満 | |
| 感染症および寄生虫症 | サイトメガロウイルス血症、 感染性腸炎 |
菌血症、帯状疱疹、感染、食道カンジダ症、 細菌感染、ウイルス性膀胱炎、 口腔ヘルペス |
| 血液およびリンパ系障害 | 血栓性微小血管症、出血性素因 | 赤芽球症、骨髄機能不全 |
| 免疫系障害 | 慢性移植片対宿主病 | 低γグロブリン血症、サイトカインストーム、肝移植片対宿主病 |
| 代謝および栄養障害 | 体液貯留、低カリウム血症 | 高コレステロール血症、低アルブミン血症、 低血糖症、低マグネシウム血症 |
| 精神障害 | 譫妄、不眠症 | |
| 神経系障害 | 意識変容状態、大脳萎縮、頭痛、知覚過敏、 傾眠、振戦、下肢静止不能症候群 |
|
| 眼障害 | 結膜炎、角膜炎 | |
| 心臓障害 | 心停止、上室性期外収縮、頻脈 | |
| 血管障害 | 高血圧 | |
| 呼吸器、胸郭および縦隔障害 | 低酸素症 | 呼吸困難、呼吸抑制、痰貯留 |
| 胃腸障害 | 悪心、口内炎、嘔吐 | 腹部膨満、腹痛、便秘、口内乾燥、急性膵炎 |
| 肝胆道系障害 | 慢性胆嚢炎、静脈閉塞性肝疾患、薬物性肝障害 | |
| 皮膚および皮下組織障害 | 湿疹、発疹 | |
| 腎および尿路障害 | 出血性膀胱炎、水腎症 | 血尿、腎障害、腎機能障害 |
| 一般・全身障害および 投与部位の状態 |
発熱、浮腫、製品の異臭 | |
| 臨床検査 | 血中乳酸脱水素酵素増加、血中ビリルビン増加、尿中血陽性、白血球数増加、血中アルカリホスファターゼ増加、血圧低下、リンパ球数減少、アスペルギルス検査陽性 | アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、血中フィブリノゲン減少、血中免疫グロブリンG減少、血中マグネシウム増加、血中カリウム減少、血中カリウム増加、収縮期血圧上昇、C-反応性蛋白増加、尿中白血球陽性、サイトメガロウイルス検査陽性、血中β-D-グルカン増加、トランスアミナーゼ上昇、プロカルシトニン増加 |
| 傷害、中毒および処置合併症 | 眼窩周囲血腫 |
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